2011年6月14日

重要な技術情報

我が国の新築に使用されているスタンダードな陶器平板瓦は防災瓦に進化して
広く使われていますが、施工時に注意点があります。
留め付けにリング釘などの抜け止め付きの釘あるいはビスで固定しますが、
強風地域以外の通常の工法は全数を1枚につき1本の釘止めで良い事になっています。
これは引き抜き試験データを元に設定されていますのでこれでOKです。

ただし瓦の構造によって右の釘穴か左の釘穴かの違いが有ります。
これは必ず守らなければ設計された強度を全く得ることが出来ません。
画像をクリックして拡大して確認下さい。
瓦メーカーによって方式が違います。大まかに分けて2種類だと思います。
オーバーラップ引っ掛け式とアンダーラップ引っ掛け式です。


左の穴に打つ瓦
    三州野安
    マルスギ
    新東
    岩福セラミックス


右の穴に打つ瓦
    鶴弥  
    近畿セラミックス
    丸栄陶業
    ヱビス瓦工業

理由は、
オーバーラップ引っ掛け式(野安など)は瓦の右下を水下の瓦に引っ掛けているの
で同じ右に打ってしまうと瓦の重心に風などで引き上げ力が働くと簡単に浮き上がってしまいます。

逆にアンダーラップ引っ掛け式(鶴弥など)は左下を水下の瓦に引っ掛けてるの
で対角の右に打たなければなりません。

簡単に記憶するには、
下の瓦に付いてるフックが右を向いてる瓦は右に打つ
フックが左を向いてる瓦は左に打つ。 です。

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